馬三郎25時

松永篤

サッカー交流で得た情報で一発を狙う！

　先日、美浦トレセン関係者で構成されているサッカーチームからメンバー招集の声がかかった。数少ない得意分野ということで、二つ返事でＯＫ、練習試合に参加させてもらった。

　とはいうものの、筆者には多少のブランクがあり、?切れ?があった学生時代ほど身体が動かなかった。レース後のインタビュー風に言えば「休み明けだからね。次は変わると思いますよ」といった感じだろう。馬も人間も同じ。休養明けで力を発揮するのは本当に難しいと身をもって体感した。若さが何よりの取りえの筆者だが、試合の２日後に?筋肉痛?という名の反動が出たのはここだけの話にしておこう。

　何はともあれ、多くの競馬関係者と交流を持てたのは競馬記者として大きな財産になる。試合後の打ち上げでは、同じチームだった中島調教助手から耳寄り情報をゲット。その馬の名は土曜の新潟６Ｒ・２歳新馬に出走するタヤスツヨシ産駒のクリノスレンダー。「追い切りの動きに余裕があって、無理をせずに時計が出ている。楽しみにしている１頭なんだ。面白いんじゃないかな」とのこと。

　このところ筆者が推奨する馬は鳴かず飛ばずの現状。先輩記者からは厳しいことを言われているが、ここらでドカンと大きな配当をヒットさせ、一気に汚名返上といきたい。


　（美浦想定班・松永篤）

2008年07月25日