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馬三郎25時
赤木“地元”阪神での重賞Vは別格
“えっ、そうやったんや”と、思われた方も多かったのではないか。13日のプロキオンSを制した赤木騎手。これがJRAのジョッキーとして重賞初勝利だったからだ。
兵庫県競馬に所属して通算1176勝。04年に中央競馬の騎手免許を取得すると、その年には31勝をマーク。翌年にはこれまでの最高となる39勝を挙げ、その後も34勝、25勝。そして今年も上半期で20勝を突破。安定した成績を残しているだけに、移籍5年目での勝利は正直、遅いくらいなのかもしれない。その本音を本人に聞いてみた。
「う?ん。もし20代だったら焦っていたかもしれないが、焦ってはいなかったね。ただ、勝負の世界。周りが勝っていくなかでは悔しい気持ちがあったよ」。まっすぐな目でそう語ると、中央移籍当初を振り返った。「こっちにきていろいろと意識し過ぎてしまったかな。これまでプロとして経験してきたものを、自信を持ってやれば良かった。基本的なものは変わらない。馬もレースも、ね」。原点に戻ったからこそ、つかんだ勝利という訳だ。
初めてというだけではなく、今回の勝利は格別だ。「阪神で勝てたのが大きいね」。兵庫県競馬で育っただけに、舞台は地元。周りの期待に応えることができた。「園田に戻ると、みんな自分のことのように喜んでくれる。そんな場所。騎手とファンの隔たりもないからね。たこ焼き屋でも普通に話したりするよ」。一見、難しそうな風ぼうも言葉をかわすと、そのイメージは一変。さぞかし祝勝会は盛大かと思ったが、「いや全然。今度勝ったら、いっぱい飲むかもね」と、ちゃめっけたっぷりに笑う。
もちろん、この1勝では満足していない。「これで(流れに)乗れなければ駄目でしょう」と改めて気合を入れ直す。腕達者がこれからどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。そのプレーに期待したい。
(関西デイリー・矢野幸一)
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