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馬三郎25時

塩手智彦

知りたい情報が詰まった“想定表”

 競馬記者は毎週、トレセンや競馬場で取材をしているが、ただ漠然と聞いているわけではない。いろいろな資料をあらかじめ準備し、調教師や厩舎スタッフの要望にも応えながら徐々に信頼関係を築いていく。その結果、おいしい情報をゲットするのだ。

 最も厩舎関係者が知りたがる情報は“想定表”である。土日の各レース別に出走予定馬と出走予定騎手が表になっているもので、それを見れば、その馬が出走可能かどうかが一目で分かったり、相手関係がどうかなども調べることができたりする“優れもの”なのだ。

 先日、畠山重則厩舎の畠山雅之助手が関屋記念の想定表を見ながら「使いたかったなあ…リラックスして落ち着いているし、ケイコの感じがとてもいいんだよ」とポツリ。新潟記念を目標にしているアルコセニョーラのことだ。確かに、準オープン馬も含めて12頭立てとメンバーは手薄。昨年はこの時季に力をつけ、秋華賞TRの紫苑Sを勝ってオープン入りしたように夏場は走る馬だし、出ていたらチャンスがあっただろう。

 もちろん、今週の狙い馬もしっかり聞いてきました。「お薦めは土曜新潟10R・信濃川特別のモエレカトリーナだね。ここにきて調子を上げてきたし、前走の勝ちっぷりも良かった。昇級戦だけどハンデ50キロなら十分通用するはず。昨年のアルコセニョーラ同様、このレースをステップに飛躍してほしい馬だからね」と力が入っていた。買って損はない思いますよ。

(美浦想定班・塩手智彦)

2008年08月07日

著者紹介

塩手智彦

塩手智彦

 この世界にどっぷりとつかり、気付けば厩舎取材班ひと筋で20数年が経つ。マイペースながらも、着々と人脈を拡げてきた。常識にとらわれず、取材で得た情報を予想に反映させて、大穴ゲットといきたい。1971年6月10日生まれ、東京都出身、B型。