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竹村浩行
オリンピックに学ぶ「もったいぶり」作戦
あれほどの“ド本命”が連続して飛ぶなんて信じられない。まさかまさかの展開である。何の話かって?もちろん柔道の谷亮子と鈴木桂治のことだ。ヤワラちゃんは銅メダルで何とか面目を保ったものの、桂治は1回戦敗退。戦った相手が金を獲ったので同情の余地はあるが、敗者復活戦でのあの負けっぷりは切なくなる。競馬の世界でもそうだが、大舞台で人気を背負って勝つということが、いかに難しいか改めて思い知らされた。
それにしてもオリンピックとは実に面白いものだ。なぜこれほどまでノメり込めるのだろうか?一番の要因は、4年に1度という期間にあるのではないだろうか。この4年間という無駄に長いと思える時間が、世界中の人々を待たせている。そう「もったいぶり」作戦なのだ。オリンピックが毎年のようにあれば、感心も薄れるに違いない。
この「もったいぶる」というのが非常に重要で、これは今の競馬界にも必要だと感じる。毎週、土日開催で年末まで。年始は早くも5日から始まる。おまけに3日間開催やG?レース数を増やすなど、売り上げのためとはいえ、ちょっと安売りし過ぎではないか。これではレースの価値、魅力はどんどん薄まっていく。原油高騰で財布のヒモがより堅くなっている昨今、馬券購入の機会を純粋に増やすだけでは、売り上げ減に歯止めかかるとは思えない。
常に馬券の買える環境から、「今週は競馬がない」や「今年はこのG?がない」となれば、無性に買いたくなるのが人間の性。なくしてから、その大切さに初めて気づくのと似た理論だ。ひとつのレースに限らず、競馬全体の価値を上げ、いかに購買意欲をわかせるかがこれからの課題になる。競馬界のお偉い様方、私の推奨するこの「もったいぶり」作戦はいかがですか?
(栗東時計班・竹村浩行)
2008年08月17日
著者紹介
竹村浩行
1973年9月19日、神戸市出身。栗東時計班。穴馬券しか買わない破滅型。趣味は釣り(特にバス)、ゴルフ、家庭菜園、そして飲酒。芋焼酎は特に大好物。他社には負けない、レアでおいしい情報を提供していきたい。
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