馬三郎25時

赤木俊介

ぜひ夏競馬の?金メダル?獲得を

　24日に閉幕した北京五輪。４年に１度の大イベントということで世間の注目度は大きかったが、厩舎関係者もかなり盛り上がっていた。水曜の午後回りに厩舎の大仲に寄ると、テレビに映っているのはほとんどが五輪中継。釘付けになっている関係者がたくさんいた。

　日本は金メダル９個、銀メダル６個、銅メダル10個の計25個という結果だった北京五輪。前回のアテネ五輪の結果からすると少々物足りなさを感じるが、それでも北島康介選手の２大会連続の２冠制覇など、感動するシーンも数多くあった。個人的には女子ソフトボールが一番感動的だった。皆さんはどうでしたか？

　秋が近づいていることを感じさせるきょうこのごろ。競馬界も夏のローカル競馬の終わりが近づいているが、31日は新潟でサマー２０００シリーズの最終戦・新潟記念が行われる。今年で３回目を迎えるこのシリーズ。優勝のチャンスを逃がさないとばかりに、加藤敬厩舎からミヤビランベリがシリーズ制覇をかけて出走する。

　同馬を担当する奥厩務員は「普通ならここでむちゃをせずに休ませるけど、今回はシリーズ優勝がかかっているからね。何とか頑張ってほしい。まあ優勝できたとしても、しっかりと結果を残さないとね」と意気込んでいた。夏競馬の?金メダル?獲得へのチャンスをしっかりつかんでほしい。

（想定班・赤木俊介）

2008年08月30日