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馬三郎25時

森岡健一郎

着実なステップアップを見せる荻野琢騎手

 北京五輪と高校野球の2大イベントが重なり、何かと忙しかった札幌出張。
エルムSが終わるとローカルモードに入り、少しは落ち着きを取り戻せそうだが、厩舎スタッフは別。「馬が走らなかったのでもう帰る」と開催半ばで強制送還されるなんてこともしばしば。

 そんな寂しげな彼らを横目に開門から閉門ギリギリまで黙々と調教をつけている若手ジョッキーたち。そのかいあって、今年の札幌は?武豊の再来?との呼び声高いスーパールーキー・三浦を筆頭に、札幌前半だけで岩田(7勝)に続く5勝を挙げた丸田など、将来の競馬界を担う若武者が例年以上の奮闘を見せている。

 「同期の丸田だけには負けたくないですね」と札幌開幕週に語っていた荻野琢騎手もその1人。前開催は1勝と勝ち運に見放されていたが、人気以上の成績は残しており、関東からの依頼も増えている。「ロスなく乗ろうと内にこだわり過ぎて、この1カ月はふがいない結果に終わってしまった。これからは勝負どころでもう少し臨機応変に対応していかないと…」と反省点を口にしていたが、表情はまさに勝負師のそれ。「結果はともかく、この3カ月で得たものは多いですからね。この経験を残りの開催、そして次の福島に生かせれば」

 今の充実ぶりを見ると、△(2キロ減)へのステップアップも時間の問題だろう。  

(栗東想定班・森岡健一郎)

2008年09月13日

著者紹介

森岡健一郎

森岡健一郎

1975年11月22日、滋賀県出身。栗東想定班。馬三郎スタッフでは1、2を争う地味なキャラクターを自任するが、腹黒さとなると…。妻よりも馬券が好きな2児のパパ。好きな言葉は「金」。血液型B。