馬三郎25時

吉家誠

傷を負っても…競馬に背は向けない

　あきらめない…。

　?スーパーマリオの１?１で、１番最初に出てくるクリボーを、Ｂダッシュのまま１回のジャンプで倒さないとリセット。
　?ドラクエ３でパラメーターが強くなるまで勇者の名前を変える。
　?ファイヤーエンブレムで仲間になったキャラを全員生かしたままクリアする。

　といった感じで、ゲームでは決して妥協しない性格だが、最近は競馬にも出てきた。それは…

　「馬券で１０００万円オーバーを獲ることだ」

　しかし、こちらはゲームとは違い、直接自分の生活にダメージをくらうため、あきらめそうになることが多々ある。もともと少額でこの配当を狙っているため、馬券を絞りに絞るので痛恨の外れ方をすることも少なくはない。そんな時はふと思い出す…

　翼くんは言いました。
　「まだボールは生きている」
　安西先生は言いました。
　「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
　ルーキーズ・川藤は言いました。
　「立ち止まってる場合じゃないぞ、あきらめないやつが勝つんだ」

　だからあきらめない。

　今週も来週も、とにかく目標を達成するまでは競馬に背は向けない。

　「背中の傷は（馬）剣士の恥だ」

（編集部・吉家　誠）

2008年09月22日