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関係者の「走る」は裏を取らなきゃ…
「競馬の記者さん?じゃあ、関係者からいい情報が入ってもうかるでしょう」なんてことを言う人が結構いる。悪気がないのは分かっているが…当然のように競馬はそんなに甘いもんじゃない。
情報一本で大もうけ、なんてことができないのは身にしみて分かっている。駆け出しのころは、いい情報があればすぐに飛びつき、何度も痛い目にあった。馬券が外れれば“ガセネタだった”とよく愚痴った。だが、それなりに経験を重ねた今になって思えば、それは自分の理解力不足であったことに気が付く。大切なのは“取材対象者がどういう立場でコメントをしているのか”を理解すること。そこに気付けばガセがガセではなくなる。
私の経験上、ジョッキーは馬の能力を基準にコメントすることが多い。だから「走る」という言葉に状態の善しあしは含まれておらず「能力がある」と解釈した方がいい。車に例えるなら、新車のファミリーカーよりも、中古のスポーツカーの方が格は断然上。この「走る」だけを聞いて飛びつくと痛い目に遭う。
一方で、厩舎サイドの見解は違う。こちらはいわば馬の“造り屋”。以前、橋口師は「いくらハーツクライでも、出来が悪ければ1000万の馬にも簡単に負けます」と話していた。確かに、スタッフから「走る」と聞いた馬は、雰囲気のある走りを見せてくれる。ただし、こちらの「走る」は「出来がいい」という解釈が正解。ふたをあけたら能力が足りず、惨敗するケースも多々あるのだ。
つまり、関係者の「走る」は裏を取らないと駄目。どちらか一方だけでは“ガセ”になる。でも「分かっちゃいるけど…」と情報一本で飛びつくのが私の悪い癖。秋のG?の前に何とか直さねば…。
(関西デイリー・松浦孝司)
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