馬三郎25時

石堂道生

公私ともに充実？の北海道出張、ぜひ来年も

　函館競馬場は今週いっぱいで閉鎖。出張もあと数日を残すだけとなった。美浦への帰路を考えると足取りは重い…。

　この２カ月弱、思い返すとあっという間だった。とにかく自分を信じ、馬を見て「いい」と思う馬の馬券を買いまくったが、結果は散々でした。痛恨の買い間違いなどを含め、出張費を使い果たす寸前までいってしまうという堕落ぶりは、何年経っても変わりません。５日前の『花の○次』を１５００円で25連チャン、２日前の『北○の拳』を２０００円で23連チャンの“奇跡”がなければ、今ごろは路頭に迷っていたかもしれない。

　とまあ、いろいろあった初の北海道出張。海の幸をたらふく食べたのはもちろんだが、やはり一番つらかったのは仕事面。追い日にはひたすらストップウオッチを押し続け、双眼鏡をのぞきっぱなしだった。自分のキャパを超える追い切り頭数で脳がパンク寸前になりそうだったが、普段は見ることができない関西馬の調教など、大きな経験を得ることができたのは確かだ。

　それ以外でも、栗東支局の記者（特に森田記者にはお世話になりました）や他社の記者との交流が増えました。函館競馬場改装工事のため、来年の北海道開催は札幌競馬場のみの３開催となるが、馬場自体は函館も開放する。機会があれば、またこの地に来たいと思っている。

（美浦時計班・石堂道生）

2008年09月25日