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馬三郎25時
マイナー種牡馬と産駒たちの奮闘期待
9月27日の阪神4R、2歳新馬戦。2着に好走したエンドオールの馬柱で、懐かしい馬名が目に飛び込んできた。父ブレイクタイムだ。02―03年の京成杯AH連覇と、01年安田記念2着などの実績を残して種牡馬入り。現2歳世代が初年度産駒となる。
年間200頭以上の牝馬と交配する人気種牡馬の陰で、G?は未勝利に終わったブレイクタイム産駒はわずか3頭。しかし、美浦・中川厩舎にはブレイクショット(牡)が入厩。また兵庫県競馬ではエンデバーキット(牡)がデビュー済み(5着)と、丈夫で仕上がりの早さを見せている。
現在、ブレイクタイムは生まれ故郷の浦河育成センターでけい養されている。「今は1歳馬と同じように生活しています」と生産者の谷口幸樹氏。年中見学は可能で「多くの方が訪れてくれています」と喜んでいる。今年の種付け頭数はゼロだったが、来年以降も種牡馬生活は続行の予定。今月の北海道市場オータムセールでは1歳世代唯一の牝馬を上場する。「何とか活躍馬が出てきてほしいですね」と期待を込めていた。
これは奇跡か?偶然か?ひょんなことからエンドオールは宮本厩舎で管理することになったが、同厩舎には旧・山本厩舎でブレイクタイムを担当していた今浪厩務員が所属。「やらせてほしいとお願いしたんだ」と父子2代担当となった。「父親は筋肉隆々だったけど、大型馬で脚元に悩まされた。気性も難しかったね。でも子どもは手がかからず、おとなしい。まだトモが弱いので、実が入ってくればもっと走ると思う」と成長を心待ちにしている。
のちの名馬が、名馬から誕生するとは限らない。これが、ブラッドスポーツでもある競馬の楽しさのひとつ。マイナー種牡馬と、その産駒たちの奮闘を期待している。
(関西デイリー・矢野幸一)
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