馬三郎25時

城谷豪

我が中京にも禁煙の波が

　「ガム」「パッチ」「タスポ」と、さらにスピードを増している禁煙ブーム。いや、ブームと言うよりこれだけ長期間続けば、禁煙時代と言ってもいいほどだ。

　食事に行くと「禁煙席ですか？」と聞かれ、「ＮＯ！」と答えると、隔離された喫煙空間へ。新幹線に乗れば喫煙室なる狭っ苦しいスペースに追いやられる。そしてついに“我が戦場”のパチンコ店にも禁煙コーナーが設けられた。栗東支局でも続々と“脱・喫煙者”が増え、わずかに生き残った“喫煙組”としては非常に肩身が狭く、厳しい世の中になった。

　そんな流れの中、昨年12月から中京競馬場でも記者席を完全禁煙とし、喫煙可能なスペースは客席にある喫煙ゾーン、もしくは外となった。ローカル本紙を担当し、（昼夜含め）お世話になっている名古屋だが、寒風の吹きつける中での喫煙だけは正直、辛いところがある。

　「禁煙撤廃！」なんて、世の批判を浴びるような大それたことは言いませんが、せめて“分煙”と言うことで、喫煙可能な仕事部屋が１つあると嬉しいんですけどね。

（栗東時計班・城谷　豪）

2008年10月30日