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馬三郎25時

竹村浩行

得をしているはずなのに…生かせない

 最近ツイていない。いや、ツイているのかもしれないが、まったく生かし切れていない。

 というのも、先日、マークカードを塗り間違えて、「ハズレ」と思っていた馬券が的中していた。たいした払い戻し額ではなかったが、「今日はツイてる」と思い込み、気付けば予定していた額の3倍も購入しているではないか。もちろん馬券は鳴かず飛ばずで、その日は大負け…。自業自得なのは百も承知だが、あの当たりさえなければもう少し抑えも利いていたと後悔した。

 そしてさらに、これも最近の出来事なのだが、近所の古い自動販売機で「アタリ」を引いた。今はあまり見かけなくなった“当たり付き”自動販売機での話だ。

 続けて同じ品を買うのも芸がないと悩んでいると、左隅に栄養ドリンクがあった。「これだな」と思い、ボタンを押そうとしたが、そこだけ光っていない。なぜなら栄養ドリンクは250円だからだ。なるほど、これは「120円分の当たりなんだ」と理解し、足りない分の130円を補充しようと500円玉を投入。すると栄養ドリンクのボタンも光り、無事購入できた。しかしである。お釣りを見て驚がくした。手の中には250円…「なんで?」…しばらく動けなかったが、要するに栄養ドリンクを正規の値段で購入しただけのこと。そして、にぎやかな光りは消え、すっかり通常モードに戻っていた。余計な浅知恵で当たりを消滅させてしまったのだ。

 本来なら得をしているはずなのに、最近の自分は完全に進む方向を間違っているようだ。まあ、事が小さいだけに笑い話にできるが、「運命を決めるような、肝心な道まで間違えるなよ、俺!」と自分に言いたい、きょうこのごろである。

(栗東時計班・竹村浩行)

2008年11月05日

著者紹介

竹村浩行

竹村浩行

1973年9月19日、神戸市出身。栗東時計班。穴馬券しか買わない破滅型。趣味は釣り(特にバス)、ゴルフ、家庭菜園、そして飲酒。芋焼酎は特に大好物。他社には負けない、レアでおいしい情報を提供していきたい。