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馬三郎25時

林慶樹

賛成です!ユニークな馬名

 先日、米大統領選が行われ、民主党のオバマ上院議員が共和党のマケイン上院議員を破り当選、米史上初のアフリカ系大統領が誕生した。金融不安をはじめとする不安定な世界情勢への対応に注目が集まっている。

 ところ変わって先週日曜、福島2Rでキンカメ産駒のキングオバマが鼻差で初勝利を挙げた。前述のオバマ氏にあやかって命名されたということで、これを機に「プレジデントオバマ」に馬名変更できたらなあと思った。

 ユニークな馬名と言えば、真っ先に思い浮かぶのが小田切有一氏の所有馬。某雑誌で読んだのだが、馬名は今でこそ自由に命名できるようになったものの、ひと昔前は審査の基準があいまいで、不可解な理由で馬名申請を却下されるなど、いろいろ苦労があったようだ。 今年の2歳馬の中で、芸能人が名付け親になった馬に注目している。タレントの「ほしのあき」さんが命名したハシッテホシーノは牡馬相手に快勝。、クラシック路線に乗ってきそうなムードだ。ダンスボーカルユニット「EXILE」が命名したウマザイルは菊花賞馬アサクサキングスの半弟という良血。デビュー戦こそ6着に敗れたが、センスあるレースぶりから今後の巻き返しに期待がかかっている。

 ユニークな馬名は賛否両論があるが、話題提供という点では競馬繁栄にひと役かっている。これからも注目したい。

(栗東時計班・林慶樹)

2008年11月08日

著者紹介

林慶樹

林慶樹

1980年2月20日生まれ、大阪府出身。栗東時計班。“人は明日新たな悲しみを知る。だから今日の喜びを噛みしめるのだ”の心で日々の職務に励む。予想は過去実績などデータ重視の波乱待ちで、人気馬から印が抜けることはしばしば。最近は株取引に熱心。