1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

馬三郎25時

松永篤

要注目のデピュティミニスター系

 史上初めて?オールウェザー馬場?で行われた今年のブリーダーズカップ。メーンのクラシックは欧州勢のワンツーという歴史的な決着となった。芝に近いダートというニュアンスで伝えられているが、カーリンの敗因は馬場だと思っている人は多いようだ。これからのトップホースは、時代の流れに順応しなければならないのかもしれない。

 現在の日本では『種牡馬御三家』と呼ばれたサンデーサイレンス、ブライアンズタイム、トニービンの2世が、後継種牡馬として日本競馬の血脈の中心を担っている。今後もこの系統がリードしていくことは間違いないが、個人的には?高い順応性??優れた遺伝子能力?という意味でデピュティミニスター系に注目している。

 ダートでの活躍馬は多いが、日本の高速馬場に対応できる血脈になりつつある。タッチゴールドはフェラーリピサ、フォレストキャンプはダイワエンパイア、ソトは新馬―500万下を連勝中のスーニと、系譜も多彩だ。

 デピュティミニスター産駒のフレンチデピュティは、クロフネを筆頭にアドマイヤジュピタ、エイシンデピュティなど着々と後継種牡馬を輩出中。特にクロフネの勢いはすさまじく、後に?クロフネ系?と呼ばれるような一大血脈に発展しそうな気がする。

(美浦想定班・松永篤)

2008年11月21日

著者紹介

松永篤

松永篤

美浦で4年間過ごし、2012年3月から栗東に移籍。サッカーで培ったスタミナを財産にトレセン内を駆けめぐる。栗東想定班。担当厩舎は角居、笹田、鮫島、梅田智、村山など。東京都出身、血液型B型。勝負馬券はシンプルイズベストの単複。