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馬三郎25時
藤田浩貴
問題を抱えたままスタートする外国人の馬主登録
18日、09年度の事業計画が原案通り議決され、ついに外国人馬主の馬主登録が正式に承認された。毎年、議題に上がっていた案ではあったが、国内の生産者や馬主などの強固な反対で実現には至っていなかった。今回、JRAは認可するに当たって厳しい条件をつけることで同意を取り付けた。
?内国産馬の所有義務。4頭所有することで、外国産馬1頭の所有が認められる。
?入厩頭数の制限。初年度は10頭、2年目は15頭、3年目は20頭。
?共有の不可。100パーセント自己所有であること。
そして、3年をメドに検証して緩和するかどうか決めるそうだ。生産者サイドとしては、不況で国内の馬主が減って馬が売れない苦しい台所事情をうかがわせる。
?が後押しした格好だが、これだけの条件を課せば、参入に手を挙げるのはクールモアやダーレーなど資金力に余裕のある世界的な馬主で、申し込みはそう多くないはず。となると、結局のところ社台グループは恩恵を受けるが、中小牧場にまでは恩恵が行き届かないのでは?
ファンの立場からしたら、市場を開放することで世界的な良血馬や名手を間近で見ることができると喜ぶかもしれないが、日本の馬産を考えれば問題は山積している。非常に難しい立場にあることは重々承知しているが、JRAにはさらに知恵を絞って頑張ってもらいたい。
(栗東想定班・藤田浩貴)
2008年11月23日
著者紹介
藤田浩貴
1982年4月12日生まれ、埼玉県出身。栗東想定班。どうにか楽に金を稼げないものか暗中模索の日々を送っている。平日は証券、週末は馬券と二足のわらじで奮闘中。この仕事をしていながらも馬券の決め手は時計でも取材でもなく血統。血液型O。
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