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馬三郎25時
石堂道生
グランプリホースを侮るな!
最近、一段と視力が落ちている。朝の調教では双眼鏡で目をこらし、事務所に戻ればパソコンとにらめっこ状態。明らかに目にいいわけがない。これは競馬記者の宿命だろうし、一種の職業病なのかもしれない。
現在、週中の調教開始時間は午前7時からなので心配はないが、問題は週末。土日の調教開始時間は午前4時30分からで、この季節はまだ外が真っ暗だ。照明はあるが、スタンドから双眼鏡で向正面をのぞいても黒い物体が動いてるのが分かる程度。だから、角馬場にいる馬たちのゼッケンをマメにチェックし、見間違いや時計の取り逃がしがないようにと、週中よりも緊張感は数倍にもなる。
だが、23日(日曜)の朝イチに南Dコースで追い切ったマツリダゴッホは、独特な走法のせいか、いくら暗くても見分けられる。それにグランプリホースともなるとオーラが違う。
それに圧巻だったのは今週の最終追い切り。ポリトラックで6F74秒8、5F60秒9―35秒9―11秒7。ラストまで馬なりのままこの数字をマークしたゴッホの心肺機能がすごいのだ。これがレースで見せる無類のロングスパートを可能にするのだと改めて思った。
3世代のダービー馬対決に注目が集まっているが、左回りに実績がないだけでグランプリホースを甘く見ると痛い目に遭いそうだ。
(美浦時計班・石堂道生)
2008年11月28日
著者紹介
石堂道生
1983年2月12日、大阪府出身。08年より美浦時計班、南馬場担当。模索しながら行き着いた予想スタンスは追い切り重視。自分の目と直感のみを信じて、後悔しない馬券しか買わない。次世代TMの若きエースの座を狙う。
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