馬三郎25時

古河雄一郎

今週号から「馬三郎」はリニューアルします！

　最近、馬三郎創刊当時の紙面を見る機会があった。「こんなことをやっていたのか?」と、ついつい見入ってしまった。今の紙面は「ザ・競馬新聞」だが、この当時は「競馬雑誌」的なつくりになっていた。もちろん、予想やコラムはあったが、４コマ漫画やおいしいお店を紹介していたりと、競馬とはあまり関係がないものでも読みごたえがあった。原点回帰もいいもんだな?としみじみ思った。少々、前フリが長くなってしまったが、ここで思い出話をするために見ていたわけではない。紙面刷新の歴史を見ていたのだ。

　そう、馬三郎をご覧になっていただいた方はもうご存じだろうが、５日発売・土曜版から馬三郎紙面をリニューアルすることとなった。これまでも、「かゆいところまで手が届く」充実紙面をお届けするため、紙面刷新を繰り返してきたが、06年秋に生まれ変わった紙面以降から、読者の要望が多かった部分などをリニューアルした。

　今は馬券の売り上げも落ち込んでいる現状で、競馬専門紙も苦戦を強いられている。非常に厳しい状況だが、こういう時こそがチャンスと思い、攻めの姿勢で「賭け」に出る。今から期待と不安が交差しているが、馬三郎読者の皆様に喜んでもらえると思っている。さらなるパワーアップを遂げた今週号に、どうぞご注目ください。

（編集部・古河雄一郎）

2008年12月01日