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コラム

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馬三郎25時

古河雄一郎

WSJSに見る馬券の難しさ

 毎年、G?以上に楽しみにしているワールドスーパージョッキーズシリーズ。馬券的な観点では非常に頭を悩ませるレースだ。逃げ馬が追い込んで来たり、また逆もしかりで、展開が全く読めないため、非常に予想者泣かせでもある。まあその辺が面白いわけだが…。

 今年も1、2番人気での決着はなく、穴馬券の宝庫となった。その立役者となったのが、優勝したフランスのメンディザバルだ。1着こそなかったものの、2着2回で、その2鞍とも11番人気、14番人気と、馬三郎紙面の予想でも△がある程度。近走を見ても、積極的に買える馬ではなかった。初日のゴールデンサドルTではエーシンビーエルに騎乗。大外から後方一気の追い込みで勝ち馬とはわずかハナ差。2日目のゴールデンスパーTでは、2けた着順続きのマッチメイトをゴール寸前まで残すなど、その変幻自在の騎乗技術にはただただ驚かされるばかり。さすがフランスを代表するトップジョッキーだ。

 11Rに行われたジャパンCダートを同国のルメールがカネヒキリで勝利したことで、「僕もいつか日本の重賞に乗ってみたい。状況が許すなら短期免許を取得して…」といい刺激を受けたようで、再来日を希望している様子。ぜひそうしてもらいたい。

 今年もハンデ戦並みのゴール前横一線の白熱した攻防を手に汗を握りながら、馬券も握りながら見ていた。対象の4レースとも馬券は散々だったが、やはり面白かった。今年は編集部で仕事をしながらの観戦となったが、来年は現地で見たいものだ。

(編集部・古河雄一郎)

2008年12月08日

著者紹介

古河雄一郎

古河雄一郎

 1972年2月25日、茨城県出身。編集部。紙面では主にデータ作戦を担当。将来、馬券生活者になるべく、今はマイナス収支でも先行投資と割り切っている。性格はプラス思考。血液は典型的なO型。