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馬三郎25時
石渡重伸
ムチを置いた友人に心の底から「おつかれさま」
武豊の新人最多勝記録を塗り替えたスーパールーキー・三浦皇成の出現で、大いに盛り上がった08年。そして武豊、内田博、岩田、安藤勝、後藤、中舘の6人の騎手が年間100勝を超える成績を残した。
そんな中、1人のジョッキーがステッキを置いた。「聞いているかもしれないけど、今週を最後に引退することにしたよ。まだ乗りたい気持ちはあるけど、現状を考えれば仕方のないこと。来年からはまた新たな気持ちで頑張るさ」。電話の主は吉永護騎手だ。
彼とは小・中学校のクラスメートで、泥だらけになって遊び、少々の悪さもした仲。お互いに競馬の世界に身を置くようになってからも親交があり、よく酒を飲みながらバカ話をしたものだ。それだけに、本人から「引退」という言葉を聞いた時は、思わず込み上げてくるものがあった。
最後の勇姿を目に焼きつけておこうと、有馬記念当日は美浦残りだったが、調教終了後に中山競馬場へ向かい、ラスト騎乗となった6Rを観戦。結果は10着だったが、その表情はスッキリして見えた。
通算174勝。決して目立つ成績ではなくとも、オレの中ではヒーローだった。心の底から「お疲れさま」という言葉を送りたい。調教助手に転身してもそれは変わらない。また金になる馬を教えてくれよな、護。
(美浦時計班・石渡重伸)
2009年01月03日
著者紹介
石渡重伸
1973年8月21日、青森県出身。美浦時計班。北馬場で馬券になる馬を物色、狙った馬は逃さない―がモットー。追いかけ続けて痛い目に遭うこともしばしばだが…。年を重ねるにつれ、金正日総書記に似てきた?血液型A。
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