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馬三郎25時
横綱として立派に走り続けたメイショウサムソン
1頭の名馬がターフに別れを告げた。メイショウサムソンは06年に皐月賞、ダービーの2冠に輝き、07年には天皇賞の春秋連覇を達成。08年は未勝利に終わったが、天皇賞・春、宝塚記念と惜しい2着。凱旋門賞にも挑戦し、JC、有馬記念にも出走。古馬の王道路線を歩み続けた。派手な血統ではなく、勝ち方も地味。正直、記者と馬券の相性は良くなかったが、好きなタイプの馬だった。
4日には京都競馬場で引退式が行われ、多くの関係者が思いを口にした。最初に管理した瀬戸口元調教師が、「ここまで来るとは思わなかった。えらい馬に巡り会えた」と話せば、バトンを受けた高橋成調教師は「ずっと勝つことしか考えなかった」と重圧の日々を振り返った。石橋守は「この馬に巡り会えて、幸せのひと言」と感謝し、武豊も「横綱として堂々と走り抜いてくれた」と偉大さを口にした。
松本好雄オーナーの姿が印象的だった。表彰式後に報道陣に囲まれると、目にうっすらと涙を浮かべながら、熱い気持ちを口にした。「ユタカくんも言っていたが、ずっと横綱として走ってくれた。夢も全部かなえてくれました」。ディープインパクトとダイワスカーレット、ウオッカに挟まれた世代で、活躍の衝撃度では落ちるが、大きなケガもなく、ずっと大舞台で戦い続けたことは立派のひと言に尽きる。
記者も07年の有馬記念でサムソン日記のコーナーを担当するなど、取材を多く行った馬の1頭だった。次は種牡馬として、どういう産駒が誕生するのか。サンデーサイレンス系の牝馬との配合で、とてつもない大物が出るかも。月並みだが、2世の活躍が待ち遠しい。
(関西デイリー・中江寿)
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