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馬三郎25時

竹原伸介

大人は自分でお年玉をもらうもの?

 「競馬記者にはお盆も正月もない」…今年ほどこの言葉を実感した年はなかった。ちまたでは12月27日?1月4日まで9連休もあったそうだが、栗東は元旦のみ。おかげで新幹線で帰省したのが大みそかの夜で、実家にはわずか20時間の滞在となってしまった。

 おまけに4、5日開催のため、全休日が火曜になり、木曜に追い切りが集中。担当するDWは、調教開始20分間で100頭近くが時計を出す大混乱。平均すれば12秒に1頭の追い切りで、6Fからゴールまでの間に7頭がいる計算になる。折しも今週から中京が始まり3場同時開催と、ただでさえ追い切り頭数が増える週に「木曜一発追い」は精神的にも本当にきついものだ。

 ひと息をついたのは調教開始から2時間後。気を取り直して馬を見ようと思ったとき、抜群の動きを披露したのが京都5Rのフミノイマージン。3歳500万のトレジャーハントと6Fから併せ、強めに追われる相手を尻目に馬なりのまま楽々とゴール。しまいは自らハミを取り1F12秒5の切れ味を発揮と、気配の良さもひときわ目についた。

 デビュー戦を叩かれて急上昇。5Rは牝馬限定戦としては好メンバーとなった一戦だけに、人気の盲点となりそうな気配。2度目の成人式をとっくに過ぎた当方にとっては、自力でお年玉を稼ぐしかない。

(栗東時計班・竹原伸介)

2009年01月10日

著者紹介

竹原伸介

竹原伸介

1966年1月2日、埼玉県出身。栗東支局長として坂路からコースまで栗東時計班として器用に業務をこなす一方で、器用貧乏とのうわさもチラホラ…。馬券はパドック重視で、狙ったレースにドカンと買うタイプ。血液型A。