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馬三郎25時

3つの視覚情報を生かしてより良い予想を

 裁決業務の情報開示が進んでいる。JRAのホームページを通じ、審議状況や内容を知る機会がファンの皆さんも増えたのではないだろうか。我々が競馬場内で身を置く記者席には、以前からパトロールビデオが2台設置してある。角度が異なり、レースが終わるごとに映像が提供される。

 今年に入って、その放映時間が延長。次のレースの5分前まで確認することが可能になった。より精度の高い予想を目指していくうえで、この“サービス”は本当にありがたい。ファンの皆さんには直接関係のない話で申し訳ないが、非常に重宝している。

 生のレースを目の当たりにして、直後にパトロール映像を見る。後日、JRAレーシングビュアー(有料のビデオ映像)で再度、確認する。僕の場合はこの3つの流れが、視覚を通じて感じる競馬だ。面白いもので、それぞれに求めるものが違い、判断基準も微妙に変わる。意識しているのではないのだが、自然とそうなるのだ。

 ライブの強みは、視野の広さ。全体が動いているなかで、一瞬を感じる感覚が磨かれる。パトロール映像はスピード感がないことで、各馬の伸び方の違いや個性が分かりやすい。レーシングビュアーは1頭に焦点を定めることで、タイプを確認できる。3つの流れを、1本の清流にできるかどうか―。狙いはそれに尽きる。読者の皆さんには迷惑のかけ通しだが、今後もこの流れを大切にして、基本の徹底と反復を続けていきたい。

(関西デイリー・藤村和彦)

2009年01月20日