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馬三郎25時

努力と経験が実らせた小島茂師の海外遠征

 21日にドバイへ旅立っていったブラックエンブレム。開業7年目の小島茂之調教師(40)=美浦=にとって、念願の海外遠征となった。早くから日本の枠にとらわれず、幅広い視野を持っており、これまでもいろいろな事にチャレンジしてきた。

 その一つが、02年のドバイゴールデンシャヒーンだ。日本から参戦したブロードアピールに帯同し、遠征の“イロハ”を体験した。02年といえば、調教師試験に合格した年。このころから視線の先には海の向こうが見えていた。以前、海外遠征の話をしたときに、「いざ海外へ行こうと思っても、急には準備ができないからね」と語っていたことを思い出す。

 今回の遠征も早い段階から、参戦する国やレースなど表に見えるものから、医療関係、厩舎の環境、滞在スタッフの待遇に至るまで、細部に渡って下調べをしてきた。まだ正式に参戦を表明する以前から、かなり綿密なプランが組まれていたほどだ。初めての海外遠征でここまで円滑に物事が進んだのは、いつ来るか分からないこの時のために、積み重ねてきた経験、そして努力のたまものだ。

 現時点では牝馬限定のケープヴァーディー(2月5日、G?・芝1600m)とバランチーン(2月20日、G?・芝1777m)の2つ、もしくはどちらかに出走する予定になっている。頑張れ!ブラックエンブレム。遠い日本からエールを送りたい。(東京デイリー・小林正明)

2009年01月27日