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馬三郎25時

安川時男

冬の小倉開催は宝物を見つけるいい機会

 早いもので、今週から冬の小倉競馬が開幕する。昨年のこの時期、記者は玄界灘の風を受けて、小倉競馬場で取材に励んでいた。週により多少のバラつきはあるものの、およそ100頭の入厩馬に18人のジョッキーたち。美浦でも滅多に会わない人を取材するわけで、1週目の火曜日から挨拶を兼ねて聞きまくるのであった。騎乗予定馬の番組から、調教で騎乗した馬に対するコメントまで、正味2時間の間に片づけなくてはならないのだ。故に聞きまくるのである。取材を受けるジョッキーの方も心得たもので、要領よく順序立てて話してくれるものだから、記者は大いに助かったと記憶している。

 この小倉競馬場の取材場所になる調教スタンドが向正面にあることは、あまり知られていないだろう。メインスタンドの左端から地下道をくぐると厩舎地域に出る。追い切りの行き出しを間近に見ることは極めて珍しい光景であり、さっきまで座っていた記者席を遠く馬場の先に見るのは不思議な感覚をもたらす。

 そして宝物を見つけることも楽しみのひとつになる。昨年はスプリングソングとドリームフライトだった。前者は今週のシルクロードSへ、後者は来週のダイヤモンドSに出走を予定。午前中の条件戦を走っていた馬が、1年後にはメーンレースに出るほど出世する。北海道開催に限らず一番の醍醐味である。

 さて今年、小倉に出張した木村記者は何を見つけてくるだろうか。
(美浦想定班・安川時男)

2009年02月04日

著者紹介

安川時男

安川時男

 年に2カ月の北海道出張を生きがいに、美浦では坂路、北馬場、南馬場と老体にムチ打ち自転車を駆る日々。コメントの内容よりも話し手の表情を重視。来ない穴馬券は昨年限りで買わないことにした。広島県出身、A型のおとめ座。