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馬三郎25時
鶴谷義雄
?親子どんぶり?でも喜べない、そんな事情とは
中山金杯から今年も相変わらず関西馬が大活躍している。関東馬は馬場を貸すだけだったが、中山最終週のAJCCでは伊藤正厩舎がようやく食い止めた。それも1、2着の?親子どんぶり?をやってのけたのだ。
確かに、その週の伊藤正師の意気込みはかなりのものだった。有馬記念で関東馬最先着となる3着に入ったエアシェイディ、JCでは果敢に逃げて7着、中山金杯では追い込んで0秒2差5着と復調してきたネヴァブションをそろえていたからだ。
「実力では互角。実績ではエアシェイディだが、ともにいい競馬をするはずだよ」と意欲満々だった。そして「1、2着だね?」と言うと「いや、1着同着が理想だね」とニッコリ。結果は積極策の横山典・ネヴァブションが抜け出し、中位から追い上げたエアシェイディが2着。さすがと思わせた。
翌週、「万々歳ですね」と話しかけると「喜びも半減だよ。9Rでトレノパズルを殺しちゃったからね。ひどい骨折だったが、それでも差のない4着に走っているんだ。かわいそうなことをした」と笑顔はなかった。
一喜一憂の競馬社会。いいことばかりではないことを再認識させられた。
(美浦時計班・鶴谷義雄)
2009年02月05日
著者紹介
鶴谷義雄
山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。
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