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馬三郎25時

感動!ブロッケンのサクセスストーリー

 興奮しました。感動しました。フェブラリーSはサクセスブロッケンがJRAG1初制覇。縁あってずっと応援し続けてきた馬の勝利に、頭の中をいろいろな思いが駆けめぐりました。
 「競走馬になるのは無理」と誰もが思ったほど、脚が外向してこの世に生を受けたシンボリクリスエス産駒。そのガラスの脚に見合わぬパワーを青鹿毛の馬体に秘めていました。受け入れ先となった藤原英師のもとで馬を壊さないよう、それでいてその能力を発揮できるよう、細心の注意が払われてきました。
 デビューからダートでは負けなしだったブロッケンも昨秋、古馬と対戦するようになって4連敗。藤原英師の口から何度も出たのが「古馬のカベ」でしたが、その強い古馬と対戦しながら確実に地力アップ。コンスタントに使いながらも馬体が増えていたのが、その何よりの証拠でしょう。
 フェブラリーS後に指揮官が言った「今回はオレよりスタッフの方が勝つ気満々だった。本当にみんなよくやってくれた」という言葉に象徴されるように、この勝利の裏には関係者の陰の支えがありました。
 個人的には予想も馬券も的中。半信半疑だったJCダート時とは違い、今回はこん身の◎でした。それだけに記者として充実感を味わえましたが、藤原英厩舎のスタッフに比べると“プロ意識”はまだまだ。彼らと接していると刺激を受け、「頑張らなきゃ」という思いにかられます。クラシックシーズンはもうすぐそこ。G1でこの充実感を何度も味わうためには、もっと自分のプロ意識を高めることが必要だと改めて感じています。(東京デイリー・竹下かおり)

2009年02月24日