1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

馬三郎25時

塩手智彦

混乱を招く年度変わりはどうなのか…

 JRAの1年は世間と違い、3月からスタートして2月で終わる。当然、定年や勇退で引退される調教師は、2月28日が最終日となり、翌3月1日には新規騎手、調教師がデビューを迎える。その1年の境が土日をまたいだ今年は、通常の年と比べてかなり大変なことになっている。

 一例を挙げると、週中までは引退する厩舎で調整していた馬が日曜日に出走すると、新規調教師が初めて馬に携わるのがレース当日ということになる。調教師にはさまざまな管理責任があり、管理馬を出走させるときには、納得できる状態を確認して木曜日に出馬投票を行うことになっている。今年のような年は、そういった当たり前のことができない場合もあるのだ。

 減量がなくなる騎手にとっても大変な1週間と言えるだろう。土曜日までは1?3キロの減量があったのに、翌日の日曜日は減量の恩恵がなくなる。出馬投票は木曜日に土、日分を一括で行う訳だし、同じ週で急に斤量が変わるのだから、その騎手に依頼をしている関係者、そしてファンにとっても混乱が生じる原因になるのではないか。

 規則だと言ってしまえばそれまでだが、今年のような年は今週の競馬までは前年度扱いとして、翌週の3月2日(月)から入れ替えという訳にはいかないものだろうか。

(美浦想定班・塩手智彦)

2009年02月27日

著者紹介

塩手智彦

塩手智彦

 この世界にどっぷりとつかり、気付けば厩舎取材班ひと筋で20数年が経つ。マイペースながらも、着々と人脈を拡げてきた。常識にとらわれず、取材で得た情報を予想に反映させて、大穴ゲットといきたい。1971年6月10日生まれ、東京都出身、B型。