馬三郎25時

梶尊佳

還暦を迎えたが、まだまだこれから！

　60歳を迎えて２カ月。定年なんて「他人事」と思っていたが、小生にもとうとうやってきた。現実をつきつけられた訳だが、いまだに実感がわかないのが正直なところだ。

　過去、死の淵をさまよい、大病をわずらって長期休養した以外は仕事に打ち込んできた。競馬から離れることのできない、競馬大好き人間の「かじやん」である。友人、知人、多くの競馬関係者の支えがあったればこそ「ここまでやってこれた」と感謝するしかない。

　先日、今後も馬三郎に嘱託として残ることに決めた。「まだ老け込むのは早い」と温かく激励してくれる仲間がいる。ありがたいお言葉と素直に受け止めているが、給料は今までどおりとは…。梶家の死活問題にまで発展してきたが「馬券で儲ければいいやん」と天の声。だが自他ともに認める「馬券下手」とあって「経済的補てん」などできそうにない。

　そこで「何かいいアルバイト」を教えてくれれば幸いです。かじやんは体力、気力充実。口の悪い友人は「死ぬまで働けるで」と言うが果たして…。

（栗東想定班・梶　尊佳）

2009年03月22日