馬三郎25時

秋山哲範（あきやま・てつのり）

桜花賞は人気落ちのあの馬をしこたま買う！

　前身の４歳牝馬特別の時代から、桜花賞でフィリーズレビューの４着馬が出てきたときは必ず買ってしまう。９１年２着のヤマノカサブランカ、９４年２着のツィンクルブライドに手痛い目に遭ったトラウマだが、９８年にはロンドンブリッジ、０２年にはブルーリッジリバーが２着に入り、おいしい思いをさせてもらった。

　今年のフィリーズＲ４着馬は単勝１・６倍の断然人気を裏切ったミクロコスモス。抽選対象ながら角居師は桜花賞への登録を明言しているが、ここ２戦の鞍上務めた武豊は本番でアイアムカミノマゴとコンビを組むことになった。

　抽選対象のために武豊が離れていった馬…。ヤマノカサブランカ、ツィンクルブライドがまさにそうだった。桜でヤマノは柴田善が乗り代わって１３番人気、ツィンクルは大崎で１２番人気。ミクロが抽選をくぐり抜けた場合、前記の２頭ほどではないだろうが、騎手次第では５?７番人気くらいまで落ちる可能性はある。

　１着はブエナビスタで鉄板。ミクロが出走できれば２着に固定して、３連単は５点ぐらいに絞り込む予定だ。当たればレース翌日は三宮のキャバクラを貸し切って、馬三郎スタッフとともに王様ゲームをやることになっている。

（編集部・秋山哲範）

2009年03月23日