馬三郎25時

やっぱり３連単は難しい

　３歳クラシックの３冠の第１関門「皐月賞」が、無事終わったが、戦前のムードは４戦無敗の関東馬ロジユニヴァースが一歩抜け出していた。単勝１７０円。関東馬が強いと売り上げが伸びるのが通例。ＪＲＡ関係者もほくそんでいた。

　２番人気はきさらぎ賞馬のリーチザクラウン（５３０円）、３番人気が４戦３勝のスプリングＳ馬アンライバルド（６１０円）だった。
　結果はアンライバルドが強襲して８番人気のトライアンフマーチ（５１３０円）が２着で、波乱で終わり、ロジユニヴァース、リーチザクラウンが１４、１３着と馬群に沈んでいる。

　伸びると思われた皐月賞の売り上げも、２０７億４８００万円ほどで、前年比９６・４％。しかし、１００年に１度の不況では、むしろ売れたほうか。また３連単の出現で少額の金額で、夢を見れるようになったのも大きい。枠連のころは千円単位で買っていた。

　それにしても３連単は難しい。馬連ではヤケドが少ないが、ついつい配当金を聞いて、手を出してしまう。今週からダービーシリーズの東京競馬。手を広げず単複、馬連で勝負する。

（美浦の生き字引・鶴谷義雄）

2009年04月23日