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馬三郎25時

ハートレートモニターが予想のファクターになる日

 天皇賞・春に出走したアサクサキングスとドリームジャーニーの共同記者会見をきっかけに、あらためて注目されたハートレートモニター。過去にはテイエムオペラオー、ディープインパクトも装着していたが、いったいどのようなものなのだろう。

 JRAの説明によると、競走馬の心拍数や移動距離を測定するための小型端末で、現在は調教の鞍に装着し、データを採取している。栗東では現在、10頭前後の競走馬がデータ集積に協力しているとのことだ。これにより何が分かるかというと、まだ実験段階中ではっきりとした用途の説明はなかったが、スポーツ科学的なアドバイスとして使っていきたいとのことだった。

 具体的な数字は未公表だが、これが発表されることになると、どうなるのだろう。真っ先に思い浮かぶのは、予想のファクターだ。だが、現段階で数値が高いからといって、能力の高さに直結するものではなく、同じ馬でも状況や状態によってかなりの変動がある。ほかにもいろいろな問題もあり、現実的には難しい。それでも将来的に何らかの形で表舞台に出てくることは予想できる。

 これからどのような方向へ向かっていくのか、まだ現実味を帯びていないが、研究次第では大きな発展を遂げるかもしれない。いずれにせよ、今後の動向に注目したい。

(東京デイリー・小林正明)

2009年05月05日