馬三郎25時

藤田浩貴

あっぱれ！サンデーレーシング

　いや?、サンデーレーシングの勢いが止まらない。スプリングＳを皮切りに先週の青葉賞まで、なんと７週連続重賞Ｖ。天皇賞は勝てなかったが、アルナスラインが２着、ドリームジャーニーが３着と上位をにぎわせた。今週の重賞出走馬は新潟大賞典のダイバーシティだけだが、今の勢いなら…と思わせる。

　５月初旬に今年度のクラブ募集馬が発表されるわけだが、この時季になるとなぜかクラブ馬の活躍が目立つ。営業上手というか…。これだけの不況下でも毎年ほぼ完売の状態が続いている。筆者も「今年は懐が厳しいから見送ろう」と思うのだが、カタログを見るとつい欲しくなってしまう。

　今年の注目は何と言ってもディープインパクト産駒。中でも母エアグルーヴは目玉中の目玉。現２歳のルーラーシップ（父キングカメハメハ・牡）も期待は大きいが、それに勝るとも劣らない。牝馬なので姉のアドマイヤグルーヴのようになるのかもしれない。

　その他にもラインクラフトやヴァーミリアンといった活躍馬の弟や妹がズラリ。父、母の名前を見てるだけでもワクワクする。ＰＯＧドラフトが近づいているが、やはり一口馬主の方が思い入れは強いはず。気になった方は、ぜひ資料請求してみてはどうですか？（決して回し者ではないので誤解しないでください）

（栗東想定班・藤田浩貴）

2009年05月09日