馬三郎25時

安藤浩貴

土?火曜の北海道競馬ツアー

　今週から札幌競馬がスタート。北海道は地元でもあり、競馬の仕事を始めた最初の土地。それだけに「ホッカイドウ競馬」に対する思いも相当です。

　北海道を離れて15年。毎年出張で楽しませてもらっていた函館、岩見沢、帯広での開催が97年限りで廃止となり、さらに昨年は大井に次ぎ日本で２番目にナイターを始めた旭川も10月16日をもって廃止。これも時代の流れと考えれば仕方がないことなのでしょうが、いろいろな思い出があるだけに寂しい。今年からは場所を変え、門別競馬場でグランシャリオナイターを開催することになりましたが、果たして競馬終了後の楽しみが少ない日高地方で成功するのだろうか。

　しかし、物は考えよう。今まで牧場巡りをした後では行けなかった門別競馬も、ナイターなら余裕を持って観戦できるはず。もう一つ、今年からばんえい競馬も月曜開催が復活し、土日は札幌、月曜は帯広、そして火曜は門別と、充実した旅行も可能。僕も今年はぜひ、このプランを実行したいと思っています。

　自分はまだホッカイドウ競馬が激しい落ち込みを見せる前に北海道を離れてしまいました。現在の５倍も売り上げがあった20年前の活気にあふれていた「ホッカイドウ競馬」が戻ってくるように、これからも応援し続けていきたい。

（栗東時計班・安藤浩貴）

2009年06月20日