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名馬を支える?縁の下の力持ち?
数々の名馬がその腕に支えられてきた。15歳のときにその門をたたいた松若清人装蹄師(59)は、この道44年の大ベテラン。かつては名牝アグネスフローラ、アグネスタキオンなどを担当し、現在はディープスカイ、リトルアマポーラのG?馬などを手掛ける。「タキオンはトモのバネがすごかった。蹄鉄の摩耗も早かったからね」と松若さんは懐かしそうに話す。
走る馬の共通点は蹄壁が薄いことだという。どういう意味なのか?いいツメというのは、どんどん締まってくるらしく、調子と比例することが多いという。ディープスカイの場合、ダービーのころの蹄壁が最も薄かったらしい。休ませると元に戻り「間隔を詰めればもっといいツメに変わる」というから、安田記念から中2週で挑む宝塚記念は最高の状態で出てくるのではないだろうか。
海外遠征も経験してきた。「ドバイや香港に行っているけど、環境に慣れるのに苦労することもあった」。ツメも気候によって変化するだけに腕が試される。香港でG?3勝を挙げたエイシンプレストンには「動じないタイプだったね」と順応性の高さを強調した。
仕事場にチョウカイキャロル、ゴールデンジャック、アグネスパレードが叩き合う94年オークスの写真が飾られていた。「3頭とも担当していたんだ。ダービーも4つ勝たせてもらったし、日本馬初のJC制覇もいい思い出だね」。そう話す表情はどこか誇らしげだった。競走馬にとって最も大事な脚元を支える仕事には、繊細な職人技が求められる。まさに?縁の下の力持ち?だ。
(関西デイリー・井上達也)
2009年06月23日
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