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馬三郎25時

石堂道生

何ごとも?信頼関係から

 夏の福島が終わり、今週から新潟開催がスタート。美浦トレセンも徐々に馬が減り、いよいよ夏本番といった雰囲気だ。特に週末の競馬を使う馬は、ほとんどが競馬場に前日入厩となるので、さらにゴソッと馬がいなくなってしまう。

 先々週の土曜、馬場を見ている筆者の隣に、双眼鏡を構えている某G?トレーナーがいた。その時、ちょうど馬場内で暴れている馬がいた。「ひどいなあ」と口走ると、その流れで自然と馬の気性の話になった。

 「なかなか言うことを聞かない時でも当然、愛情を持って接しないといけませんからね。馬はちょっとしたことでもストレスを感じてしまう。だからただ叱るだけでは駄目なんですよ。だって、人間社会でもそうでしょ?例えば上司との関係。いい関係を保たなければいい仕事はできない。お互いしっかりと信頼関係を結ぶことが大事。それでないと最高の結果は出ませんから」と熱く語っていた。

 それは理解していても難しいことである。人間同士でもそうなら、人と馬ならなおさら難しいはず。厩舎経営を踏まえ、その両方をやってのける調教師の仕事に対する心構えは、さすがとしか言いようがない。

 その後も「外厩制度でトレセンのクオリティーが…」と話は終わることはなかったが、今回は書き切れないのでここまでにする。

(美浦時計班・石堂道生)

2009年07月17日

著者紹介

石堂道生

石堂道生

1983年2月12日、大阪府出身。08年より美浦時計班、南馬場担当。模索しながら行き着いた予想スタンスは追い切り重視。自分の目と直感のみを信じて、後悔しない馬券しか買わない。次世代TMの若きエースの座を狙う。