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馬三郎25時
悲しい“ソーセージ”
みなさんはこの話をご存じでしょうか。北海道の知床で「ソーセージ」と呼ばれるようになったヒグマの話を。記者は先日、知床へ行ったとき、目にした看板で初めて知った。なんとも切ない話ではあったが、自分に置き換え、いろいろ考えさせられてしまった。
なぜソーセージと呼ばれるようになったかというと、ある日、国立公園の入り口付近へ現れたヒグマに、観光客がソーセージを与えてしまった。そのおいしさを知ってしまったヒグマは、厳しい狩りをすることを忘れ、簡単に手に入る人間の食べ物を求めて道路へ出没するようになった。この野生の心を失ったヒグマが?ソーセージ?だ。
不適切と思う方もいるかもしれないが、この話から、記者は仕事の姿勢とダブらせてしまった。日々の取材で、これでいいだろうというラインはない。そう分かっていながらも、なかなか踏み込めず、妥協したときもあった。それが記者にとって与えられたソーセージのように思えたからだ。
ヒグマのソーセージはどうなったかというと、人間界に近づけないようにさまざまな努力をしたが、人間への恐怖心は完全に薄れ、最後は市街地近くまで顔を出すようになってしまった。こうなると、最後の手段を取らざるを得ない。1本のソーセージが原因で、最悪の結末を招いてしまったのだ。なんとも悲しい話である。記者もそうなる前に…。これからより一掃、取材に全力で取り組もうと思った。
(東京デイリー・小林正明)
2009年08月11日
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