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競馬の無事開催…これこそ平和の象徴
空前絶後の大種牡馬・サンデーサイレンスが死亡したのは、02年の8月19日。明日は、そのスーパーサイアーの命日ということになる。死因は衰弱性の心不全。左前肢に発症した蹄葉炎が影響してのもので、16歳で波乱の生涯を閉じた。
1歳時には悪性のウイルスに感染。乗っていた馬運車が横転する事故に遭うなど、幼少時は不運の連続だった。セリ市で売れ残ったダイヤの原石は、競走馬として米国で素晴らしい成績を残す。海を渡って日本の競馬の歴史を塗り替えたのだから、不世出の種牡馬としか表現のしようがない。競馬関係者の努力や調教施設の充実はもちろん不可欠だったが、サンデーサイレンスが存在しなければ、これほど急激に日本の競馬がレベルアップすることは、おそらくなかっただろう。
私事で恐縮だが、父が亡くなったのが同じ02年の8月19日だった。残した“産駒”は2頭。とりわけ初子の出来が今ひとつだったのは、本当に申し訳なく思っている。その分、元気で丈夫に現役を続けていくこと。その目標を継続することだけを考えている。
夏競馬は楽しい。特に8月は開放的で、心地いい。ただ広島で育った僕は、平和を祈る気持ちが頭の隅に刻まれている季節でもある。誤解を恐れずに言わせてもらうと、競馬というのは絶対に必要なものではない。だからこそ、無事に続いていることが平和の象徴だと思うのだ。
その世界の一員で居られる喜びを感じながら、走る速度を少し緩めるのが夏競馬。お日さまに頑張ってもらって、あと3週間を堪能したい。
(関西デイリー・藤村和彦)
2009年08月18日
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