馬三郎25時

上田健悟

小倉競馬にお越しの際は、ぜひ絶品うどんを

　先に小倉入りしていた藤田記者との入れ替わりで、先週から小倉に出張滞在中の筆者。引き継ぎのため小倉競馬場の記者席に顔を出したところ、まず驚かされたのがうず高く積まれたカロリーメイトの山。「朝昼はこれとペヤング焼きそばで乗り切る」と豪語するのは、２カ月通しで滞在予定の吉田記者。なるほど、出張とはかくも厳しいものかと思い知らされます。

　しかし、そこは経験豊富な偉大なる先輩。お財布にやさしく、なおかつ美味しい小倉の食事処を、現在進行形でどんどん教えてくれています。

　そのひとつが「津田屋流豊前裏打会」。津田屋官兵衛といううどん屋さんをルーツに、北九州市内一円にのれん分けのお店を持つ、北九州を代表するうどん職人集団です。のどごしつるつる、ほど良いしこしこの細麺が特徴で、大阪の太目のもっちりうどんに慣れ親しんだ筆者にとって非常に新鮮な食感。うどんのお供に欠かせない天ぷらも、油の旨みをジューシィに堪能でき、とくに九州ならではの「ごぼう天」は絶品です。小倉競馬にお越しの際は、ぜひ１度ご賞味あれ。

（栗東想定班・上田健悟）

2009年08月19日