馬三郎25時

古河雄一郎

ジョッキーの減量を身をもって体感！？

　今週のキーンランドＣにはサマースプリントシリーズ制覇を狙うグランプリエンゼルが出走する。前走の函館スプリントＳでは、熊沢騎手が５１キロで騎乗するため、厳しい減量を敢行し３年半ぶりの重賞タイトルを手にした。騎乗依頼を受けてわずか１カ月での減量。笑顔で答える勝利騎手インタビューでの絞り込んだその姿は減量の過酷さを物語っていた。

　それを体感しようとしたわけではないが、筆者も現在、減量中である。健康診断で、医者から脅しにも似た忠告を受けたのがきっかけだが、確かにここ数年で不規則な生活の影響もあり体重が激増。１２キロも増え、もはや太め残りではすまないところまできていたのだ。

　スポーツジムに入会し、トレーナーによるハードな筋トレと厳しい食事制限、サウナでの絞り込み。落ちない体重と格闘の日々が続いたが、ようやく実を結びつつある。ただ、１カ月で結果を出すのは至難のわざ。熊沢騎手のプロ意識にはただただ脱帽である。

　そういう縁もあり、キーンランドＣは熊沢騎手騎乗のグランプリエンゼルから勝負するつもりだ。予想印は土曜版から掲載しているので、チェックしてみてください。

（編集部・古河雄一郎）

2009年08月24日