馬三郎25時

加藤剛史

やっぱり夏は北海道が一番

　昨夏から通い始めた夏の新潟競馬。馬券、夜遊びともに不発で面白みが一切なし。残りの２週間は夜遊びの大先輩Ｗ氏に勧められた出会い系サイトで乗り切るだけとなりそうだ。
　
　やはり夏は住み慣れた北海道で過ごすのが一番。先日、夏休みをとって妻の実家がある函館へ。到着するや、朝取りのイカ、ウニ、アワビにヒラメの刺身。普通では考えられないほどの量がてんこ盛りにされ、目の前のコップは空になることを許されず、ストレートの焼酎が次々と注がれてくる。うまいものを食べて、好きな酒をたらふく飲んでと至極の幸せ。漁師の娘を嫁にもらったことを感謝するには、これとない機会となった。（ほかにもいいところはあるはずだが…）
　
　改築中で競馬のなかった函館だが、競馬好きの函館人の熱気は冷めることがなかった様子。特設のパークウインズには空きベンチが一切なく、いつもの顔ぶれが大声を張り上げて一喜一憂。ライブの迫力に飢え、禁断症状が出ている競馬人は札幌まで（片道４時間）日帰りで通っているそうで、来年のスタンドリニューアルを誰もが心待ちにしている。もちろん私もその中の一人。来年こそは北海道に滞在し、夏を存分に満喫したいものだ。
　　
（美浦時計班・加藤剛史）

2009年08月26日