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馬三郎25時

竹村浩行

不況を意識して!

 オグリキャップの生まれ故郷である笠松競馬が存続の危機に立たされていたという。なんでも、一部地主が競馬場用地の土地明け渡し訴訟を起こしていたとか。結果、和解合意して最悪の事態は免れたようだが、県からは「赤字になったら廃止」と宣言されるなど、関係者にとってはいばらの道が続く。ギャンブルが不況に強いなどと言われたのは遠い昔で、世界恐慌の波はまだまだおさまりそうもない。中央競馬も人ごとではなく、客離れの決定的な打開策が待ち望まれる。

 最近パチンコ屋で「1パチ・5スロ」という看板をよく見る。簡単に言うとレートを下げているのだが、これまでの半分どころか4分の1になっている店舗も多く出てきた。裏を返せば今までの4倍遊べるのだ。ギャンブル性は低くなるものの、ライトユーザーにとってはありがたい話である。

 これを競馬に置き換えるとどうなるのか。もちろん賛否両論あるだろうが、買い目の絞りづらい3連単だけでも、これまでの5分の1程度にレートを下げればおもしろい気がする。3連単の2頭軸マルチで総流しをかければ96点(18頭立て)。1点100円だから本来なら9600円にもなる。しかし、5分の1のレートなら2000円で釣りがくる計算。点数を絞って取り逃したあのレースも、このレートなら拾えたはずだ。

 馬券の種類が増え複雑化したことで的中率が大幅に下がった上、追い打ちをかけるような大不況。ライトユーザーすら気軽に遊べなくなっている現状だ。レートを下げれば売り上げ減の不安は付きまとうが、手軽に買えることで客離れを食い止め、新規顧客の獲得にもつながるのではないだろうか。

(栗東時計班・竹村浩行)

2009年09月17日

著者紹介

竹村浩行

竹村浩行

1973年9月19日、神戸市出身。栗東時計班。穴馬券しか買わない破滅型。趣味は釣り(特にバス)、ゴルフ、家庭菜園、そして飲酒。芋焼酎は特に大好物。他社には負けない、レアでおいしい情報を提供していきたい。