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馬三郎25時
武山修司
若手騎手戦の矛盾
春開催までは2場開催時に番組が組まれていた若手騎手戦。これはもちろん騎乗機会の少ない若手騎手にチャンスを与えるために行われているはずなのだが、今年の秋は少し編成が変わっており、第3場に多く組まれている。
今の新潟開催は週に1レース、年末の中京は土日に1レースずつで週に2レース、間に行われる福島開催ではなぜか若手騎手戦は行われない。2場開催では東西合わせて週に1レース。1週目が東なら2週目は西という形だ。
若手騎手の数こそは増えているが、第3場に若手戦を増やすことには疑問が残る。もともとある程度の成績を収めている若手なら、第3場で騎乗機会が増える人間も少なくない。こうなるとむしろ騎手が集中するだけに、それすら乗れない成績下位の若手が増える可能性もある。それに2場開催の週は、その週に乗鞍が確保できない乗り役も多くなるだろう。もしも所属とは逆の競馬場に行くとしても、他の鞍を集めるのが困難になるために非常にリスキーな決断をしなくてはならない。
この編成では成績のいい若手にとってはプラスに働くかもしれないが、本当に騎乗機会に恵まれない騎手にとってはむしろマイナスに働きそう。若手にチャンスを与えるための編成のはずが、若手の中での格差を広げることにならなければいいが…。
(美浦想定班・武山修司)
2009年09月19日
著者紹介
武山修司
1969年2月24日、千葉県出身。美浦想定班。温和な人柄で有名、通称「仏の武さん」。当たりの柔らかさを武器に、的確な情報を予想に反映させている。得意きゅう舎は尾形、奥平。蛯名、江田照騎手と親交が深い。
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