馬三郎25時

竹原伸介

期待馬が続々と入厩

　気がつけば朝晩はめっきりと涼しくなり、暑がりで汗かきの筆者も今週から長袖を着始めた。それとともに、各競馬場では秋のＧ?へ向けたトライアルレースがたけなわとなってきている。さらに秋デビューを目指す２歳馬たちが続々と入厩してきており、調教を見る目にも自然と熱が入る。

　６月25日更新の『ネット版・馬三郎ブログ』で今夏のＰＯＧ目標を書いたが、実際にはそれを上回る４勝を挙げることができた。特に札幌２歳Ｓを制したサンディエゴシチーは期待以上の走りで、今年は幸先の良いスタートが切れた。

　日曜の阪神ではセブンスコードがデビューしたし、月曜の阪神１Ｒローザミスティカも、前走の切れ味から外回りならチャンスは十分ありそうだ。

　そして17日には１位指名のレッドステラーノ（馬名未登録・父アグネスタキオン×母ロンドンブリッジ・牝・角居厩舎）、２位指名のアドマイヤゲーム（父クロフネ×母アドマイヤグルーヴ・牝・橋田厩舎）が満を持して入厩。18日には、それぞれ坂路と角馬場で元気な姿を見せていた。ともに超良血馬らしい品のある馬っぷりで、いかにもバネの利いた走りを披露していた。デビュー戦はまだ先になりそうだが、期待通りに活躍してくれそうだ。ちなみに次の目標は、年内残り４開催で４勝である。

（栗東時計班・竹原伸介）

2009年09月20日