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馬三郎25時
玉川祝
日本には導入しないで!
英国へ渡り孤軍奮闘している三浦騎手に、先週「騎乗停止」のニュースが飛び込んできた。英国のルールである「10発以上のムチ使用」にひっかかったわけだが、以前からこのルールに違和感を感じているのは筆者だけだろうか?
動物虐待…という理由で制限をつけているそうだが、そんなことを言い出したら、馬にまたがること自体が虐待であり、走ることが好きかどうかわからない動物に対して、競馬などもっての外としか思えてならないからだ。
サラブレッドは走るために生まれてきた動物。人間の勝手な言い分と言われたらそれまでだが、速く走るか否かだけで価値がつけられるのは紛れもない事実。どんなに容姿が素晴らしかろうが、頭がよかろうが、何も評価はされない。騎手も自分のためもあるだろうが、馬に対して「頑張れよ!1着と2着では将来が違うぞ!」と愛情も含めて、競馬でムチを使用している。人と違い会話ができないのだから、手段の一つとして仕方ないのでは…と私自身は思えてならない。
今回の皇成だけではなく、8月には内田博騎手、2年前には武豊騎手が同じ理由で騎乗停止になっている。事前にレクチャーされていないとは考えづらいだけに、一流ジョッキーでもそれを忘れるほど騎手は競馬で熱くなるのだ。また、熱く乗ってもらわなければ見ている方もつまらないだろう。
以前、某騎手に「ムチの使用数を数えたことはあるか?」と聞いたことがある。「全くありませんね。もしそんなことをしたら、レースに集中できなくなり勝負が二の次になる」と即答だった。奇しくもオーストラリアで同じようなルールが8月に導入されて、現在騎手会がストライキの騒ぎを起こしている。理由を集約すると、レース全体が低下した…との内容。やはりそうなるのだろう。
日本ではまだこの件で論議されたことはないが、もし導入されたらパニックは必至だし、迫力のあるレースも少なくなるだろう。日本はこのルールを採用しないで…と深く願っている。
(美浦想定班・玉川祝)
2009年09月23日
著者紹介
玉川祝
1962年7月16日生まれ、東京都出身。美浦想定班。現場取材を開始してはや20年。築き上げた人脈を駆使して毎週当たり馬券を探し続けている。パチンコ、パチスロも愛し、日々がギャンブル。むろん収支は大プラス。血液型A。
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