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鶴谷義雄
日本競馬の先駆者に心からのご冥福を
先日(14日)、保田隆芳氏のお別れの会が都内のホテルで行われた。調教師を引退した古山良司、田村駿仁、大和田稔、中野隆良氏も顔を見せて、盛大に故人をしのんだ。
89年の生涯だったが、65年間もこの競馬の仕事に携わってきた。神田生まれの江戸っ子育ちだけに、この社会にはめずらしく、しぐさ、言葉使いには“品の良さ”が出ていた。
デイリースポーツの夕刊で「さらばタケシバオー」の連載をする話になり、先輩と京王線の多磨霊園駅近くの自宅にお邪魔したことがある。40数年前は、家の周りにはまだ畑が点在していたが、保田さんの丁寧な受け答え、また奥さんのお持てなしに、若い当方は感動したものだった。
後日、長男の保田一隆調教師は「我が家の主催で戸惑うことばかりだったが、皆さんのお陰でオヤジも満足したと思う。ありがとうございました」と、ホッとひと安心した表情を浮かべていた。
日本の競馬に革命をもたらした“モンキー乗り”は、ハクチカラのアメリカ遠征で取得したもの。昨今のスピード競馬の立役者でもあると思っている。ご冥福をお祈りいたします。
(美浦時計班・鶴谷義雄)
2009年09月24日
著者紹介
鶴谷義雄
山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。
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