馬三郎25時

森田真司

呪いがなければ次走も大丈夫！？

　秋競馬に入り、２歳戦がますますヒートアップ。現在、２歳戦線をリードしているのは、作田厩舎に３年ぶりの重賞タイトルをもたらせたサンディエゴシチーで異論はないだろう。

　札幌２歳Ｓを含めこれまで３戦３勝。Ｇ?も見えてきそうな勢いだ。ちなみにこの逸材に早くから目をつけていたのが、栗東時計班の竹原記者だ。先週の当欄でも書いていた通り、同馬のペーパーオーナーである。素直に「さすが！」と言うしかない。まあ、竹原記者にチェックされた時点で、サンディエゴの活躍は約束されていたようなもの（？）かもしれない。

　見え見えのお世辞はこれくらいして、担当の寿助手の話を紹介したい。「担当したのは函館に行く１週間前。前任者が厩舎を辞めることになって、その時に手があいていたのが僕なんです」。とてつもないラッキーマンだ。「このまま順調にいってくれればいいですね」と謙虚に話した。

　だが、１つだけ譲れないことがあるらしい。「森田さんが◎を打つと斤量が５キロ増になりますから。絶対にやめてください！」と強くお願いされた。確かに、思い返せばこれまで何度も迷惑をかけているような気が…。次走は東スポ杯２歳Ｓの予定なので、京都予想の私は残念ながら印は打たない。どうやら、恐怖の◎から逃げられたようだ。

（栗東想定班・森田真司）

2009年09月26日