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馬三郎25時

世界との戦いに秋山が意欲

 今週から秋のG?シリーズがスタートするが、恒例となったサマーシリーズは各部門、最終戦まで目が離せなかった。2000シリーズはホッコーパドゥシャ、スプリントシリーズはカノヤザクラが見事に連覇を達成。ジョッキーズシリーズは秋山真一郎が21ポイントを獲得して優勝。初めてのワールドジョッキーズシリーズへの出場権を手にした。

 その秋山は自ら公言する?競馬オタク?。こちらの質問には的確に、またしっかりと逆取材を行ってくるほどで、記者としても勉強になる。

 シリーズトップで迎えた最終戦のセントウルSは騎乗停止により、参戦が不可能に。まさに祈る気持ちでレースを観戦していた。タニノマティーニ(スプリント・8位)、サクラオリオン(2000・2位)の2頭でつかんだ栄冠に「馬も優勝できれば良かったのですが…。関係者のおかげです」と感謝の気持ちを忘れない。と同時に「いつか乗りたい気持ちはあったが、無理だと思ってました。こういう企画ができて良かった」と世界の名手との戦いに意欲を燃やしていた。

 もちろん海外競馬への感心は高い。「海外のレースは好きですね。グリーンチャンネルで見ていますよ。ただ、海外で騎乗したことはありません。保守的な性格なので」と?らしさ?をのぞかせるが、騎乗技術は参考にしているという。好きな騎手には、エクリプス賞最優秀騎手賞を7度受賞し、アメリカ競馬の殿堂入りを果たしているジェリー・ベイリーを挙げる。「騎手になったころは長いムチを使ったり、マネをしましたね。ジャパンCでゴールデンフェザントに騎乗したゲイリー・スティーヴンスもカッコよかった。いまではルメールが好き。ブレのない騎乗が理想なんです」と研究心は尽きない。あこがれの舞台に立つ、彼の騎乗が待ち遠しい。

(関西デイリー・矢野幸一)

2009年09月29日