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馬三郎25時

名調教師の次なるターゲットは!?

 藤沢和雄調教師(58)=美浦=が、9月27日の中山8Rをワールドカルティエで制し、JRA通算1000勝を達成した。その際、中山競馬場で行われたインタビューが、実に藤沢和師らしいものだった。

 “今までで一番印象に残った馬は”との問いに「ここで(中山競馬場)引退式を行ったタイキシャトルですかね。3着(98年スプリンターズS)に負けて、どうもすみませんでした」と場内の笑いを誘うと、続いた“勝った馬では”との質問には「シンボリクリスエスですか。あのときは、みなさんに配当(03年有馬記念1着)があったでしょう」と場を和ませた。

 冗談を言っているように聞こえるが、これが藤沢和流のパフォーマンスだ。とにかく競馬全体を盛り上げなければならないという気持ちが強い。一貫したファンを大事にする姿勢。成績を上げることも大切だが、目先にとらわれずに広い視野を持って行動し、競馬業界の活性化に努めている。

 そんなトレーナーが次の目標に挙げたのが、牡馬クラシックの制覇。まだ成し遂げていないだけに力が入っている。今週からの東京開催では、ダイワメジャー、ダイワスカーレットの異父弟にあたる良血馬シャガールを筆頭に、来年のクラシック候補生がずらりとデビュー予定。走りでも、ファンをとりこにしてくれるはずだ。

(東京デイリー・小林正明)

2009年10月06日