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馬三郎25時
森元要輔
卓越した分析力を持つK師が絶賛の2歳馬
時計班として調教時計を採ることを仕事としているが、前にも書いたように、時々「想定班もどき」となって、厩舎関係者に手応えを聞くことがある。ただ、これが聞く相手によって精度の高さがまちまち。中でも有力馬がそろっている美浦の巨匠・K師には、毎週のように取材するのだが、正直あまり参考にならないのが実情だ。師をもってしても管理馬を客観視することが難しいのか、それとも本音を明かしてもらえていないのか。手の内を明かすことを嫌う勝負の世界だけに、たぶん後者の方が可能性は高いと思っている。
だが、他陣営の馬の話となると様相は変わってくる。特に、成績上位の先生方は、ライバル陣営の馬に対するジャッジが軒並み的確で、普段から自分の管理馬以外のレースやパドックをしっかり見ていることがよく分かる。
現状で多くの勝ち鞍を挙げるためには、正しい情報を集めて、その上でしっかり分析をし、用兵を決めて行くことが求められているのかもしれない。
上記のK師も分析力の素晴らしさは、間違いなく関東随一の存在。そんな師が先週スタンドで絶賛していたのが、ニシノメイゲツだ。「坂を上がってからもうひと伸びした新馬戦の内容がいいな。この馬出世するぞ」とひと言。その3日後、同馬は芙蓉Sを圧勝し、図らずも師のジャッジの確かさを証明する形となった。
筆者はこの結果を受けて、今後もニシノメイゲツを注目していこうと決めると同時に、K師が将来的にこちらの領分(予想業務)に参入してこないことを切に祈り出している。
(美浦時計班・森元要輔)
2009年10月07日
著者紹介
森元要輔
美浦時計班。愛称は「ブタ」で25年間通ってきたが、最近は田中将大に似ていると言われるように。ようやく人として認められたようだ。他人より食費がかさむため毎日が正念場。天才タイプに出なかった、残念タイプのAB型。
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