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鶴谷義雄
みんなの分も100回・日本ダービーまで
ここ数日、不幸が続いている。9月14日に保田隆芳元調教師の「お別れの会」が都内のホテルで行われたばかりだが、18日には横山富雄元騎手が亡くなった。昭和を駆け抜けた名ジョッキーで、多くの関係者が最後の別れを惜しんだ。
また、16日には美浦支局の玉川記者の母が他界、30日には栗東支局の梶尊佳記者が亡くなったという悲報が入ってきた。還暦を迎えても元気と思っていたが、急性骨髄性白血病で当方より先に逝ってしまった。
彼が関西サンスポの記者だったころ、こちらはデイリースポーツの記者で、栗東トレセンへ取材のために出張した時に知り合った。物腰が柔らかく、すぐにうち解けたのを覚えている。もちろん厩舎関係者からも愛されており、よく一緒に飲みに出かけたものだ。
あのころは宿舎だったクラブハウスにJRAの職員も泊まっていたので、調理場で管理人や場長とコップ酒を片手に、楽しい時間を過ごしたもので、彼はいつも物静かに笑っていた。当時はシービー、ルドルフの3冠で沸いており、強い関東馬が見れて幸せだった。
また先輩や仲間がいなくなったが、当方は自然に身をまかせて適度に酔いたい。理想としては、100回・日本ダービーまであと24年、86歳まで生き延びること。みんなの分を見納めにしたい。夢だろうか。
(美浦時計班・鶴谷義雄)
2009年10月09日
著者紹介
鶴谷義雄
山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。
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